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北欧名作Yチェア 塗装仕上げの特徴

こんにちは、トレド杉原です。

前回こちらのブログでYチェアのご紹介を致しましたが、本日はYチェアの塗装の特徴についてご説明したいと思います。

Yチェアは、別名【ウィッシュボーンチェア】とも呼ばれている、ハンス・J・ワグナーの代表作です。

1949年にデザインされ、1950年から生産を開始。60年以上経った今もなお、世界中で愛されています。

ゆったりとした背もたれをもつことから、くつろぐためのイスとしても最適です。

 

 

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仕上げの特徴

●ソープ仕上げ    ビーチ材 * ナチュラルペーパーコード

 

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一般の塗料とは違い、木部に石けん水を塗り込み木の持つ風合いを生かした北欧生まれの仕上げです。

フレームの汚れが気になる場合には、洗浄やサンディングをすることで元の白さを保つことが可能です。

※サンディングとは、木材の表面をやすりがけし、滑らかにすること

 

●オイル仕上げ    オーク材 * ブラックペーパーコード

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オイルを木部に染み込ませることにより、木の表面を汚れから守る仕上げです。

ソープ仕上げに比べ濡れ色となるため汚れが目立ちにくく、使い込むほどに落ち着いた光沢が得られます。

オイルは自然の植物油をベースに作られたものを使用しています。

 

●クリアウレタン塗装

木地の風合いを損なわない程度の樹脂塗装が施された仕上げです。

汚れや水分が木部に浸透する心配がなく、日常のお手入れは他の仕上げに比べ簡単ですが、長い年月の使用による傷や塗膜の摩擦

などの修理は困難です。

 

●カラーウレタン塗装

ブラック塗装          ホワイト塗装         ジャパンレッド塗装

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クリアウレタン塗装同様、木部の表面に塗膜を作って木を汚れや水分から守ります。

 

特にYチェアの木目の美しさを引き出すのが、ソープ仕上げとオイル仕上げです。

店頭にも展示品がございますので、ぜひ実際に見比べてみてください。

 

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