最近は本業以外のことを多く書いていたので、今回はインテリアについて書きます!ダイニングチェアの選び方についてです。

さて、ダイニングセットのご購入は 新築/リフォームなどがきっかけきなることが多いのではないでしょうか。以前、ダイニングテーブルの選び方 についてはご紹介させていただきました。

今回は合わせて購入されることの多い「ダイニングチェア」について。ダイニングテーブルと合わせ、一度購入すると買い替えの機会はほとんどありません。だからこそチェアもできるだけ買い替えの必要のないものをお勧めします。

座面の高さ(シートハイ/SH)について

ダイニングテーブルの高さは、椅子の高さを基準に考えます。日本人の体形に合っていると言われているのが座面の高さ43cm、(人によっては、低い、高いの差はあるかと思います)

座面からテーブルの高さまで(差尺といいます)は一般的にはおおよそ27~30㎝が良いとされています。そこからテーブルの高さを出すと、ダイニングテーブルの標準的な高さは70cmがちょうどよい高さとなります。

※因みに…有名なカールハンセンのYチェアですが、本国(デンマーク)仕様だとSH45㎝、日本仕様だとSH43㎝なんです。当店の展示では45㎝、43㎝両方ご用意がりますが、実際座っていただくと2㎝の違いがお分かりいただけると思いまうす。欧米の方は体躯か大きい方が大きい方が多いですし。本国仕様の45㎝に座ると座ると脚が浮く、と感じる方もいらっしゃいます。

座面は張地か板座か?

ダイニングチェア、 座面の種類は木、又は布・革張りのものがほとんどです。しかし、ご購入前にお伝えしたいことはそれぞれのメリット/デメリット

【張地 (布・革) 】

■メリット…張替えができる/張地の色、素材が選べる/クッション性が高い(お尻が痛くなりにくい)

■デメリット…シミ、汚れが付きやすい/長期間使用し擦れから表面の生地がほつれてくる場合がある /中身のウレタンクッションの劣化でヘタリが生じる/数年後、張替えが必要になる場合がある

【板座】

■メリット…汚れてもサッとふける、メンテナンスできれいな状態を保てる/丈夫/座面に座りがいいように加工してあると座り心地が良い/オイル仕上げなら経年での変化を楽しめる

■デメリット…硬い(長時間座るとお尻が痛くなる)、冬場はクッションが必要?/全体が木なので比較的重い

まとめ・トレドおススメは板座仕様

以上、それどれのメリットとデメリットを上げてみました。当店としましては板座をお勧めします。やはり布・革張りのチェアは数年~十数年で張替えが必要になる場合がほとんどです。それは中身のウレタンクッション材は経年でヘタリ、劣化が生じ、また張地も擦れから生地がほつれてくる場合があります。
そうなった場合でもクッション、張地の交換が可能でっすが、その際は椅子本体を家具メーカーに送り作業を行うため送料などの面でご負担になることもございます。

そこで当店でおススメしているチェアは板座の椅子です。
取り扱いのダイニングチェアは座面に「座ぐり加工」というお尻の他たちにフィットするような座りに拘った椅子です。もし、木の座面が冷たい、硬いというようでしたら、オプションで椅子に合わせたクッションもお作りすることが可能です(張地のいくつかの中からお選びいただけます)

座面がお尻にフィットするように加工がしてあります。

しかしながら、椅子も実際に座ってみないとわからないものです。デザイン性も大事な要素の一つですが、長く使うもの、こだわりを持ってお選びいただければ幸いです。