SC3A クラウンチェア
背あたりが気持ちいい、人気のチェア
1800年代イギリスの「ウインザーチェア」をリ・デザインしたシリーズ。背あたりが良く、小ぶりな肘掛けで出入りもスムーズ。使い勝手の良いスタイルと大きさで大人気のチェアです。
心地よい座り心地、その秘密は『座グリ』加工にあります。座面の表面をお尻の形に削り取る加工の事で、ピッタリとフィットして長時間座っても痛みを感じることはありません。現地では、昭和30年代にウィンザーチェアをアメリカに輸出していた経験から高度な座グリ技術を習得しています。高精度の座グリ加工を行えるのは日本でも高山ウッドワークスを含め数社を数えるのみです。
椅子の一番上の部分「笠木」は1本の木を曲げて作られます。この曲木の技法は飛騨家具の特徴。無垢材を圧力釜の中に入れて蒸気で蒸し、無垢材が柔らかくなったところで金物の型にはめて曲げていきます。削りだしと違って、木の繊維が通っているので強度が保たれ、木目も途中で切れず通っているので綺麗な木目でかつ頑丈に仕上げる事が可能になっています。
高山ウッドワークス
高山ウッドワークスの職人は、材料の製材から、完成品の梱包までを一貫して行います。組み立てに用いるのは、1本の釘も使わずに木と木を組み合わせる「ちぎり」技法。木を知り尽くした熟練の職人技が創り出す美しく強靭な家具には、人の手で作った温もりがあります。
千年以上の歴史を持つ飛騨高山の匠の技と、モダンデザインの融合。天然無垢の温かな風合いと木の特質を最大限に生かした強靭さ、シンプルでありながら洗練されたフォルム、長く使うほど深まる風合い。その魅力、素晴らしさをトレドがお届けします。
デザイナー 岩倉榮利
1948年福島生まれ。1968年郡山デザインセンターを経て、1970年I.C.S(インテリアデザイン科)卒業、同年(株)島崎信デザイン研究所に入所。1975年フリーランス・デザイナーとして独立。
岩倉は、職人たちを技術の伝道者として招き、その受け皿として木工に興味を持つ美術学校の若者を募ります。高山ウッドワークスの前身「クラハウス」は、技術継承と雇用の問題を解消し、高い品質と生産性を兼ね揃えた工房として、1995年に誕生しました。
デザイナー岩倉榮利が打ち出したのは、生活道具から空間づくりまでトータルにデザインする新しい「和モダン」。そしてモダンデザインと飛騨高山の長い歴史が培った「伝統技術の融合」。
高山ウッドワークス誕生から20年が過ぎましたが、この古くて新しい方向性デザインコンセプトが、私たち日本人の感性に溶け込んできたことは、ほとんどの商品が発売当時から今に至るまで愛し続けられていることに表れています。
【サイズ】
W600× D505 × H705 × SH415 × AH640mm
【素材】
オーク材(SC3A)
SC3K captainchairの木材が変わった商品です。
*ブランドは高山ウッドワークスではなく柏木工になります。
搬入するサイズ、数量によって配送料が変更となる場合がございます。 また搬入時に吊上げなどの作業が必要となる場合、別途ご連絡及びお見積をさせていただきます。
【納期】
受注生産品のため、お届けに3週間~4週間ほどかかります。