【PK1wicker】籐×クロムスチールのヴァカンスちっくなチェアを眺めていたい
新作入荷のご案内です。カール・ハンセン&サンから2019年春の新作『PK1 wicker』
ポール・ケアホルムがデザインした初めてのダイニングチェアPK1から籐張りバージョンが新登場。
今までのPK1といえばFLAG HALYARD(フラッグハリヤード)太いロープをスチールの脚に組み合わせたシンプルなスタッキングできるチェアです。
クロムスチールの脚とナチュラルorブラックのロープの異素材コンビネーションで中々武骨でカッコいいデザイン。
この春登場したのは、フォルムは同じでもよりエレガンスな印象を与える籐編みの『PK1 wicker』
無機質で冷たい印象のスチール脚に籐の組み合わせ。特徴は籐のしなやかさ、からだに密着する座り心地、椅子の軽さなど。
お店に届いての第一印象は「意外と小さい」そして「このチェアはまだ若い」
スチールもすべすべ、籐もまだ日に照らされたことが一度もないような真白く触れるのも障りなりそうなほどの真新しさ。
しかしながら、大変いいチェアだと思うのです。
というもの、籐は木より経年で大きく変化します。この真白い籐の編み込みが日々変化してゆき籐独特の茶色味になります。
そのころになるとスチールの光沢も鈍いものとなり、異素材同士が合わさり何とも言えないような風合いが出てくると思うのです。
そしてしっかりと組まれたこの編み込みの美しさ。
規則正しく均等に歪みなく、確実にスチール部を包んでいる正確さ。
異素材を組み合わせたチェアは多々ありますが、これほど対極にあるものを美しく仕上げているチェアは珍しいのではないでしょうか。
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