コラム

【絵のある生活】アートを探しに出かけよう

こんにちは。トレド 山口です。

以前にもご紹介しましたが、当店2階ショールームにて新潟絵屋さんとのコラボ企画

画家 林哲夫さんの作品展示を行っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はアートが好きで、美術館にもよく出かけます。

アートってよく分からない、どうやって鑑賞すればいいの?と、以前聞かれたことがあります。

鑑賞中はひとつひとつの作品を丁寧に観ていく人もいますし、

気に入った作品の前でじーーっと立ち止まっている人もいます。

近づいて細部まで細かく観たり、遠目で全体を眺めたり。

難しく考えることはありません。人それぞれの楽しみ方があると思います

 

2002年、新潟県立近代美術館に両親と一緒にマルク・シャガール展に行った時のことです。

鑑賞後、父の反応は「なんで馬とか人とか飛んでるんだ。訳が分からない」

母は「動物やシャガールと奥さんが幸せそうで、楽しそうな絵だったね」

父は横山大観のような日本画が良いそうです。

感想も好みも人それぞれですね。

 

さて、私が今のように美術館巡りを好きなったきっかけは、

ルネサンスを代表する画家、ラファエロ・サンツィオが1505年に描いたとされている 「大公の聖母」 に出会ったのがきっかけです。

最初は、「どうやら教科書に載っているようなすごい絵が東京の美術館に来るらしい。今を逃したら多分一生見る事はないだろう」

なんてミーハーな気持ちで行ったのです。

そして展覧会の目玉としてその絵と対面した時、何とも言えなく、強く心が動かされました。

その時私は、聖母子を描いたその絵に後光が射しているような、もしくは絵自体が発光しているように見えたのです。

印刷された物からは絶対に感じない、本物の持つパワー、エネルギー、迫力を受け圧倒されたんです。

 

それから、あの時のような感動を求めて色々な展覧会に出掛けています。

期待を込めて行ったけど思っていた程では無かった、時間合わせで寄ってみたら大当たりだったなどなど。

結局のところ、『本物を観る』 ということが一番なのだと感じます。

 

いつか自分の気に入った本物の作品を自室に飾りたいと思っていますが

今はポストカード等をフレームに入れて代用しています。

それでも部屋の中でのそのスペースをふと眺めては 「やっぱりいいなぁ~」と度々思っています。

 

下のポストカードは清水 伸 さん、吉田淳治さんの作品です。

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