柄ファブリックをカーテン+シェードで楽しもう
こんにちは、トレド 山口です。
ファッション、インテリア、様々なファブリックで自分好みの色や柄に出会うと心躍る方、多いのではないでしょうか。
私はカラーならヴィヴィットからダークまで幅広く、柄モノは抽象的、具象的なもの問わず大好きだし、東欧の刺繍にとても惹かれます。おかげでクローゼットの中はとってもにぎやかです。
お部屋の中でその人らしさが一番発揮されるのが窓まわりだと思います。何を選ぶが、どんな生地を選ぶかによって雰囲気はガラリと変わります。
たとえばナチュラルテイストなら天然素材やシャビーな雰囲気、モダンなら凝ったテクスチャーの生地が合うかもしれません。
私の場合は...柄ものレースと織りに特徴のある生地で個性的な窓辺になりそうです。
1つの部屋に大きな「窓掃出し窓」と「腰高窓」または「小窓」があるなら同じ生地でカーテンとシェードの取付もオススメです。
早速、実例をご紹介します。
『オリガミ』
ネーミングのとおり大小に折ったオリガミような模様をバーンアウトプリント(透ける箇所と透けない箇所を作るプリントの技法)で表現したファブリック。
■ カーテン・・・窓からのやわらかな風、差し込む光によって床壁に写る光と陰が美しく揺らぎます。
■ シェード・・・フラットな面で、一見単純に見えてじつは練られたプリントのパターンを楽しむことができます。
アイバソウの実を金糸を使い立体的な刺繍で仕上げたレース生地。
■ カーテン・・・やわらかなレース地が緩やかなウェーブをえがき、外からの光を受けて金糸が光ります。
■ シェード・・・小窓のシェードでは精緻な刺繍で大きくデザインされたアイバソウが植物標本のようにみえます。
木の花、鳥たちが文字の描かれている紙片をコラージュされたように貼られた凝ったデザインのレース生地。
■ カーテン・・・大きな窓に具象的ではっきりとした模様はインパクトがあります。シンプルな厚地との相性がグッド。
■ シェード・・・腰高窓のシェードでは実際に窓から見える景色の木々に鳥たちがとまっているようににぎやか。東向きの窓なら気持ちの良い朝を迎えられそうです。
明るくカラフルなボタニカル柄はパワフルで元気なイメージ。
よく見ると、手前に描かれている草花は濃くはっきりと、奥に描かれているのは薄くぼんやりと、一枚でも遠近の感じる生地です。こんな柄の夏ワンピースがあれば即買いなのに。
■ カーテン・・・ヒダが深い分、さらに奥行が出て立体的に見えます。ビタミンカラーを合わせればグッと気分も上がります。
■ シェード・・・濃淡があるのでペラっとした印象になりません。ファブリックパネルを飾っているようなオシャレな雰囲気。
同じ生地を使うと、部屋全体はまとまりのある空間になります。そしてカーテンとシェードでは違った表情を見せてくれるので単調な印象になりません。
同じ生地でもカーテンは立体、シェードは平面で楽しめる、とでもいうのでしょうか。
リビング、ダイニング、キッチンなど広いスペースの窓まわりでお悩みならぜひご参考にしてください。
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