こんにちは、トレド山口です。

今回は、自然界の樹木と草花をモチーフにした、テキスタイルデザインが有名な『ウィリアム・モリス』

ウィリアム・モリスは、1834年ロンドン郊外に生まれ、「美しいものと思わないものを家に置いてはならない」と語り、手仕事からうまれる自然に根ざした美しさを発表しつづけました。

草花や樹木をモチーフとしたファブリックや壁紙が有名ですが、今回はラグご紹介致します。

  【ピュアモリス・ラグコレクション】

ウィリアム・モリスのアイコン的なデザインを現代の私たちの暮らしにふさわしい表情でよみがえらせた『ピュアモリス』。

ウィリアム・モリスと言えば、重厚感があり、多色使いの生地が豊富ですが、

「ピュアモリス」はウィリアムモリスの繊細なデザインをそのままに、淡いカラーで再登場しました。

やさしいアースカラーの中にも美しい刺繍がほどこされております。

ラグコレクションはピュアモリスの世界観をそのままに、同じくMORRIS & Co.ブランドのファブリックや壁紙コレクションとコーディネートできるよう、ニュートラルカラーのラグがシンプルで洗練されたモダンな空間に演出します。

コレクション全て

140 × 200 cm ￥80,700　(税抜)
170 × 240 cm ￥116,700　(税抜)

【Willow Bough】　毛(ウール)53% レーヨン47%

ウイローボウはモリスの最も有名なデザインのひとつであり、アイコン的デザインであることは間違いありません。

重なり合う茎と優美な柳の葉のコンビネーションの穏やかでナチュラルな雰囲気のラグはグラナイト(花崗岩，みかげ石)、アイボリー、モール(モグラグレー)の3色展開です。

 【POPPY】　毛(ウール)100%

ポピーの美しくエッチングされたシンプルなデザインは1881年に描かれました。

ダブ(鳩グレー)、トープ(モグラのような茶色がかった濃い灰色)、クリームの2色展開です。

控えめでエレガントなこのラグは、どのようなインテリアにも合わせてお使いいただけます。

【Ceiling】　毛(ウール)51% レーヨン49%

ウィリアム・モリスによる5つの天井用壁紙デザインの1つである「Ceiling」は1895年に誕生しました。

この美しいコーニス (壁や柱の上部に施す装飾、廻縁)デザインは、天井用から床用にも採用されラグとなりました。

有機的に、規則的に描かれたデザインは計算しつくされた美しさを含んでいます。トープ(モグラのような茶色がかった濃い灰色)、チャコール、パーチメント(羊皮紙に似た重いクリーム色)の3色展開です。

【Bachelors Button】　毛(ウール)100%

モリスの中世のあらゆるものに対する愛情は、残されたドキュメントにより知られています。

彼がとても高く評価していた中世の壁画よりインスピレーションを受けた｢バチュラーズ・ボタン（ヤグルマギク）｣が最初に描かれたのは1892年でした。

『PURE MORRIS』コレクションのためにスケールを拡大したこのデザインは、現代的でモダンな雰囲気を体現しています。リネンとチャコールカラーの2色展開です。

トレドでは今回ご紹介のラグだけでなく、カーテンのサンプルもご用意がございます。

代表的な柄「いちご泥棒」です。

最近、ファッションでも目にする機会が多くなり、150年以上経てもなお新鮮な魅力に満ち、

益々ファンを増やし続けるモリスのデザイン。

普遍的な美しさを追及してきたデザインだからこそ現在でも色あせることなく

また、さらに深化してゆく。変わらない美しいデザインをインテリアにも取り入れてみてはいかがでしょうか。