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インテリアの色を考える

こんにちは、トレドです。

色が人の気持ちに影響するという話はご存知でしょうか?

このことは、恐らく半数以上の方がすでにご存じかと思います。色はインテリアに限らず、洋服や身の回りの物の色、食べ物、自然…というように、私たちの身の回りに必ず存在します。色の持つ力というのは侮れないもので、色を用いて心理療法を行ったり、風水では”気”を整えたりする事もあるくらいです。

 

私、紫が好きなのよ。と言い続けて早数十年。我が家の母は普段着はもちろんのこと、パジャマも紫という徹底ぶりです。家も花柄のクロスやカーテンを選び、庭にはせっせと花を植えていました。振り返ると、幼少期の私はカラフルな生活をしていました。色があると気分が明るくなっていいじゃない、というのが母のお決まりの台詞でした。

元々女性というのは色彩を見極める能力に優れていると言われております。普段の生活でも、洋服や化粧品などのきれいなデザインやパッケージ、色彩に触れる機会が多いです。こうして日ごろから美意識を磨いている女性の目利きにかかると、男性の方にとっては気にしすぎとお考えになるような事でも、女性からすると天と地の差があるように感じるのです。

 

全部で何色ありますか?正解は39色だそうです!!

お店にいらっしゃるお客様の中でも、女性はやはり感度が高く、とても楽しそうに生地を選んでいます。気に入ったものを見つけると、じっくりと見て下さるのです。透かしたり、遠目で見て「光が当たったらもっと綺麗でしょうね」なんて言いながら。

時には「この生地を見ているととっても元気が出てきます」「家の雰囲気が明るくなりそうなので、この生地をアクセントに使いたいです」というようなお言葉をいただく事もあり、色の持つ力を実感すると同時に、実際にそのように感じる感覚をお持ちの方がいることが嬉しくなります。

時には「以前使っていたカーテンが暗いトーンのもので、嘘みたいだけど本当に気分が落ち込んだので明るい色のカーテンが欲しい」というお話も聞きます。その方自身は明るい方でしたので、確かにカーテンの影響かもしれないなと思う事がありました。

 

カーテンに限らず、お家のカラーもそうですね。そのお部屋で何をするのか、どう過ごしたいのかによって色選びをしていただくと良いかと思います。お家は体を休めてリラックスする場所というイメージがありますが、果たして皆さんは”回復”できているでしょうか?

少しの工夫で、英気を養える位のパワーを持つ空間になるかもしれませんね。

 

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