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【北欧雑貨】artekテキスタイル「Rivi」【プレゼントにも】

北欧のテキスタイルといえば「マリメッコ」が有名ですが、当店取扱のartek(アルテック)のテキスタイルも様々な雑貨に展開しています。

2017年、アルテックの新作テキスタイル「Rivi」(リヴィ)を手掛けたのは兄弟でプロダクトデザインを共同で手掛けるロナン&エルワン・ブルレック兄弟です。

Riviはフィンランド語で「行」や「列」を意味し、限りなく続く平行線をハンドドローイングで表現しています。

ブルレック兄弟は手描きでデザインを起こす過程をとても大切にしています。今回、Riviの製作に取り掛かった際もまず手描きでスケッチを始めました。

手描きならではの不規則な線が行や列を作り、限りなく続く平行線が強くなったり、弱くなったり、そこに面白さや個性を感じます。

これは自然が作り出す不完全さに美しさや個性を見出すことを大切にしてきたartekの価値観を受け継ぐ作品といえます。

 

 

 

Riviはコットン、キャンバスコットン、コーテッドコットン(撥水加工生地)の3種類の素材と、4色のカラーバリエーションで展開しています。手入れがしやすいコーテードコットンはテーブルクロスに、その他の素材はカーテンやクッションカバー、ポーチ、トートバッグまたはトレーなど、幅広いシーンで使う事ができます。

インテリアに凝っている方への贈り物などに最適です。日常で使うものだからこそ、きっと喜ばれるとおもいます。

創業された1935年から『人々の暮らしをより良くすること』を目指してきたartek。毎日の生活の中に溶け込み、彩りを添えてくれるアルテックのファブリックは、私たちにとって とても心地の良いものになってくれるでしょう。

 

【余談になりますが...】

新国立競技場の設計の建築家、隈研吾氏が中心となり、2011年の東日本大震災の際に復興支援プロジェクト「イーストジャパンプロジェクト」を立ち上げました。東日本大震災以降の東北のものづくりを「プロダクトデザインの提供から、被災地のメーカー・作り手がその製造を担う自立支援」という目的で立ち上げられた非営利団体です。

ロナン&エルワン・ブルレック兄弟はこのプロジェクトに参加し『kokeshi』を発表しました。伝統こけしと温泉で有名な、宮城県鳴子峡のこけし職人さんが手仕事で作っています。kokeshiは胴体部分が折れ曲がるようにデザインされており、お辞儀するコケシに仕上がっています、兄弟がイメージする“日本文化=お辞儀”のアクションを取り込んだデザインです。着色はされていません。かえってそれがデザインと合わさり、何ともユーモア、愛嬌のある様子でかわいらしい。

残念ながら当店で『kokeshi』の取り扱いはありませんが、日本のために伝統工芸品を再解釈でデザインしてくれたブルレック兄弟、とても親近感がわくような気がします。

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